成功の秘訣は「頭と尻尾はくれてやれ」
株式投資の勉強をしていると、色々な格言を目にする事がある。
その中でも一番含蓄に富んでいるのはこれ。
意味は
「一番最初と最後の美味しいところは人にあげなさい」
という事。
金脈を探し当てる冒険家の例え
例えばアナタが砂漠で金脈を探る冒険家だったとしよう。
金脈を一番最初に掘り当てた者は莫大な富を得る事が期待できる。
しかし、反面「どこに金脈があるかわからない」のだから、探り当てられずに息絶える危険性も高い。
一方で、「すでに誰かが金脈を掘り当ててる」状態からスタートすると、ずっと息絶える危険性は少なくなる。
金脈が誰かに採掘され始めると、採掘するために泊まる宿とか掘る道具とか掘ってくれる人夫などのインフラが金脈辺りに発展してくる。
金脈を掘り起こすためのコストがどんどん下がってくるのだ。
しかし金脈を掘り当てていない段階ではそのようなインフラは全くと言っていいほど整っていないため、死んだり大やけどする危険がべらぼうに高い。
資本家が未開の地に投資しないのは何故か?
翻って、新しく何かの価値を作る者は、インフラの整っていない中で金脈を探るに等しい。
例えば、資本主義が浸透し高度に教育された労働者が余るほど居る日本でITビジネスを興すのと
宗教色が色濃く公務員の汚職がはびこるカンボジアで、パソコンも知らないような労働者を相手にITビジネスを興すのとでは、まるっきり難易度が異なってくる。
確かに日本より圧倒的に人件費とインフラが安く、IT普及率が低い国で自社のIT製品が流行れば莫大な富が得られるはずだ。
しかし、資本力のある先進国は皆、ある程度のインフラが整った国以外に進出しようとはしない。
電気もガスも水道も不十分な国の、広大な砂漠の地下に眠る大いなる金脈を、決して探ろうとはしないのだ。
なぜだろうか?
これは、長年の疑問だった。
パイオニアは儲からない!!
実は、一番最初に金脈を掘り当てる、いわゆる「パイオニア」って莫大な富を得る事は非常に少ない。
googleもappleもmicrosoftもトヨタもNECも日本郵政も、ぜ~~~んぶ「すでに誰かが金脈を掘り当ててる」状態からスタートしている。
その事を、資本力のある先進国は皆、知っているのだ。
「1番手は要らない。2番手でいい」と。
1番手が命懸けで切り拓いた金脈をいち早く察知し、その金脈の周りにインフラを張り巡らされた時に素早く圧倒的な資本力で進出し、利益を独占する。
もっとも成功する確率が高いのは「パイオニアの精神」ではなく、「頭と尻尾はくれてやれの精神」で居る事なのだ。
株式投資で言う「頭と尻尾はくれてやれ」
ちなみに、株式投資では
- 底値を買おうとしない
- 天井で売り抜けようとしない
という意味です。
すなわち
- 底値保ち合いから5日移動平均線を陽線で抜く時に買う
- 上昇時に20日移動平均線と60日移動平均線に陰線で触ったら即売る
という意味でしょうか。
「女性が輝く社会」はまだまだ手ぬるい
※今回はおちゃらけて書いています。その分、ONIKUMAの怒りは大きいものと解釈してください
企業の管理職登用を3割以上??手ぬるいと思います。
企業だけじゃなく、総理や官房長官、自民党総裁も女性に!
大臣はおろか、総理大臣や官房長官、自民党総裁も女性を任命しましょう。きっと「女性が輝く」内閣になるはずです。
公務員も事務次官を始め、室長、課長など主要ポストも女性にしましょう。きっと「女性が輝く」行政になるはずです。
一部の党を除く政党や官僚こそ男社会の権化です。まずはズバズバっと女性枠を設けて、最高の役職を優先的に与えましょう。
総理大臣、内閣官房長官は「女性専用」で行きましょう!
そもそも女性枠って
- 80点取れた男性を、男性であるという理由だけで排除して、
- 80点未満しか取れなかった女性を、女性だからという理由だけで選ぶ
事を意味しますが、男社会を変革する為にはそれ位の差別は大した事ありません。
徴兵や青函トンネル工事など生命を賭して男性の先輩方が築いてきた「男社会」のツケは、男性冷遇という形で今の男性全体が払います!若い男性は男性に生まれてきた自分を恨みましょう!
そして「男社会」のツケは今の男性がキッチリ支払っていくので、法的には全く平等な*1今を生きる若い方も含め、女性は女性優遇を皆んなで享受してくださいね!若い女性は女性に生まれてきた自分を幸運に思いましょう!
能力の差より、男社会の打開が優先です
能力主義よりもダイバーシティ*2です。能力によるヒエラルキーを構成するよりも、組織内の性別の多様性*3が重要なのです。
隣国の大統領は女性ですが、今も輝いてますね(あ、皮肉です)。まして、日本は能力よりも性別でリーダーを選んでもきっと上手くいきます。
でも、男性のように、リーダーになる為に自分を殺し長時間残業し、下衆な上司に我慢しコネクションを作り、血の滲むような訓練をして、休日も出勤して会社に尽くしてまで管理職になりたくない?
けれども、プライベートは満喫して、そういう事をしている男性と同じだけの待遇は得たい?
そんな貴女に女性枠はうってつけです!
男だらけの会社に入ればあら不思議、男性と比べてあまり努力する事なく管理職になれますよ!
女性優遇企業でラクラク出世!
建設会社とか全然女性が居ないらしいです。
仮に男:女=9:1で、1,000人の企業があったとします。男性900人、女性100人ですね。
100人の管理職を置くとします。その女性割合を30%まで持って行こうとすると、30人は女性になりますね。
つまり
- 男性=70人/900人=7.8%
- 女性=30人/100人=33%
という男女で全く違う確率で管理職になれます! 男性は10人に1人も管理職になれませんが、女性は3人に1人が管理職になれるんです。
良かったですね! 能力無いのに待遇だけは得ようと思う女性にとっては政治家さまさまだと思います。*4完全実力主義なら、男女共に10%しか管理職になれなかったんですから。
- こちらではなく→ 女性に10%のチャンスがない!男性と同等の10%のチャンスを与えるべきだ!!
- こちらです!→ 男性のチャンスは10%未満にしてでも、女性に30%のチャンスを与えるべきだ!!
ところで学校の成績で、
- 学年で 100人中 33位以内に入る
- 学年で 100人中 10位以内に入る
は全然違いますよね。
サッカーだと
くらい違います。
男性は管理職になるなら学年10位以内の能力を身に付けないといけないのですが、女性は33位でいいんです。もちろん、女性も管理職になった後は学年10位以内の男性と社内外の真剣勝負になりますが、まー数合わせ優先って事で、とりあえず良いんじゃないですかね! あ、でも、僕のかかりつけ医は男性にしてね。お願いします!
もし貴女が実力ともかく管理職になりたいなら教育やブライダルなど、女性が多い所には行くべきじゃないですね。「女性だから」という優遇戦略が使えません。女性優遇は男性が多くないと恩恵を受けれません。*5
3K職種でも女性が輝く社会にしましょう!
しかし、自衛隊や消防、警察や工事員、警備員など、命を落とすような体を張る職種の最前線ではあまり「女性が輝いて」いないのはいただけません。女性は危険な所でも、汚い所でも、キツイ所でも、どこでも輝いていなければなりません。“人口減で足りなくなった労働力を女性にも担ってもらう”んでしょ?安倍さん。
公務員、政治家、企業の役員など、いわゆる「人気職種」や「高給職種」「ホワイトカラー」だけじゃなくて、危険・過酷・キツイ・寒い職種でも3割女性登用を義務付けて「女性に輝いて」もらいましょう。
え? そんなの女性の仕事じゃない?? 輝かない??
女性はキツくない、高給な、社会的地位の高い職種で輝くべきだ??
成る程、女性がやらないと代わりに誰かが輝かない仕事をやる事になるのですが、誰がやるんでしょうね。
「男性が輝かない社会」もお願いします
安倍さんにしてみれば、専業主婦は輝いてないみたいですね。
女性が大企業や公共団体の内勤管理職に就くことこそが、女性が輝く社会の要件らしいです。
その為に女性管理職が3割以上の企業に補助金(税金)を出そうとしてますね。
つまり「大量の女性が管理職に就くことが女性の輝く社会だ!」というわけですね。
でもそれは「女性が専業主婦なんてやってるのは女性が輝いていない社会だ!」というメッセージですね。
その証拠に、専業主婦に補助金なんか増額してないですし、扶養控除も減る方向ですもんね。
一方で現状の「女性が輝く社会」とは「男性が輝いてなくても良い社会」ですね。
女性を優先登用した結果、男性の管理職者数が減ろうが、その為に男性の収入が減ろうが何にもしてないですもんね。
分かってます~!男性は十分輝いてるんで、ちょっとくらい輝かなくても我慢我慢ですよね!
だったら提案なんですけど、「輝いてない職種」である専業主婦を男性に対しても社会的に推進しませんか??
女性が管理職になった数だけ、男性の管理職が減る*6んです。もちろん管理職者はメンバー層よりも給料は低いです。
つまり、女性が管理職になればなるほど男性の給料がどんどん減っていきますよね。まさしく輝かない男性がどんどん増える訳じゃないですか。
だったら輝かない職業の「専業主婦」を男性に解放すればすごーく効率的じゃないですかね!?
3割の男性が「専業主夫」となる事を目指す。これを「輝いてない男性」という政策として打ち出しましょうよ。
どんどん「男性が輝かなくなる社会」にしましょう! 男性を家庭に押し込みましょう!
そうすれば相対的に「女性が輝く社会」になりますから! むしろ「女性が輝かないとやっていけない社会」にしましょう!
僕達男性は「矢面に立って輝く事」を強要されてきました。。。
古くは徴兵や危険な土木工事、最近でも年収で妻を養う事。。。
どうぞどうぞ、「輝く事」をお譲りいたしますので、僕たちを専業主夫という日陰に追いやって頂けませんでしょうか。
政府は「女性管理職比率3割以上に補助金」と同じように「市内生産年齢世帯あたりの専業主夫割合を3割にする」を地方自治体に義務付けませんか?? なんなら地方交付税交付金の要件にしましょう!
「女性が輝く社会」はホントまだまだ手ぬるいと思います。
社畜の見破り方
ネットではすでに一定のコンセンサスを得ている社畜という言葉ですが、おさらいしておきましょう。
社畜とは、会社の家畜です。ウィキペディアによると以下の特徴を備えています。
- 勤めている会社に飼い慣らされている
- 自分の意思を放棄している
- 良心を放棄している
その態度の結果として
- サービス残業を労基法違反と認識していない
- 会社を家族よりも優先する、というか、会社以外のコミュニティがない
- 今の会社から捨てられたら生きていけないという強い思い込みがある
本人にとっては「死ぬ間際に後悔する」という地獄へ一直線な態度ですが、経営者にとってはこれ程有能な性質を備えている社員は喉から手が出る程欲しいでしょう。
今回はそんな社畜をどうやって見つければ良いか、を考えてみます。
要素1:男性である
男性は女性と比して「働いてナンボ」という社会的価値観の強い中で生活しています。
つまり、「働いてない」とか「稼げてない」というのは、男性にとって社会的に極めて屈辱を味わうのであり、抹殺を意味するに等しいのです。
一方で、女性は男性と比して「働いてない」事にそれ程社会的な制裁を加えられません。
しかも、出産をする事によって、会社よりも大事なものを得る事になります。
それ故、男性の方が圧倒的に社畜になりやすく、女性はなりにくい傾向にあります。
要素2:結婚して子どもがいる
背負うものが大きい程、リスクを取ることは出来なくなります。
「自分が食えなくなる」事に加えて、「家族が食えなくなる」事も考えなくてはならないのです。
- 毎月20万円が手に入る
- 毎月50%の確率で50万円手に入る
どちらか選べと言われても、リスクを恐れる者は後者を選べません。
今のまま会社に勤めても毎月20万円しか手に入らないと分かってても、会社を辞めて、毎月50〜100万円を稼ぐチャンスに賭ける事は出来にくくなります。
家族も反対するでしょう。
一方で独身者はリスクは「自分が食えなくなる事」くらいですので、チャンスがあれば動きやすいです。
今の日本で「自分一人食えなくて餓死する」というのは一般的でないので、独身者にとってリスクは無いに等しいです。
要素3:転職経験がない(とか学校は皆勤)
「方向転換する事」=「悪」と考える人がいます。一所懸命に尽くす事を無批判に正義とする人です。
一所懸命とか不退転とかは非常良い態度ですが、その姿勢を貫くことを目的化してしまう人が結構います。
例えば学校に行く目的は「有意義な人生を生きる為の智恵を学ぶ事」にあると思います。
つまり、毎日学校に行く事と有意義な人生を生きる智恵を得る事がイコールであればいいのですが、風邪や怪我などを押して学校に行く事にいかなる学びがあるのかを考えている人は少ないです。
熱が出て授業の内容も全く頭に入っていかない状態で何を学べるのか。
家で1日安静にしているのと比べてどちらが学びが深いか。
皆勤を目的にしてしまうと、その視点が欠落してしまいます。
会社でも一緒です。
自分の人生を有意義に生きる為に会社に行くのですから、会社に毎日行く事が人生を有意義にしなければ、何処かで、何かを変えなければいけません。
しかし、「岩(石?)の上にも三年」という通り、三年じっと耐える事を目的にする人がいっぱいいます。
自分の人生にとって、今の会社で得られるものと失っているものを冷静に天秤にかけ、人生を有意義にしているかを考えない人です。
そういう人はその岩をどんなに粗末にしても(つまり、労働環境に投資しなくても)同じ状態で三年は耐えてくれるので、経営者にとってこんなにありがたい存在はありません。
何かを変えたりしようとすらないわけです。
一方で転職経験がある者は、一度「何かを変えた」という経験があります。深く自分の人生を考えて、リスクを取った経験があります。
そういう人は粗末な岩を用意しても、三年もじっとなどしていません。
さっさと岩から降りて居なくなるか、岩を居心地良くしていくはずです。
なので、社畜と転職経験がある者とは非常に相性が悪いのです。
まとめ
以上をおさらいします。
社畜の要素がある人は以下の特徴があります。
- 男性である
- 結婚して子どもがいる
- 転職経験がなく、学校は皆勤
あれれ?!
昭和のサラリーマンまんまですね!!
ちなみに社畜がダメだ、いや良いとは言ってません。
「業績が傾いたら簡単に切って捨ててくる対象に良くすがりついてるなー」と鬼人事が思ってるだけです。
犯罪者を犯罪者だとも思わない異常
どういう経緯があるかは知らないが、北斗晶は犯罪者である。暴行罪。
暴行しといて良く「一流」なんて言えるなーと、北斗晶を恥ずかしくて最後まで見られなかった。
別に北斗晶が犯罪者だろうが、知ったこっちゃ無いし、どうでもいい。
犯罪者はちゃんと法の裁きを受けてほしい、位しかない。
今回言いたい事はそんな事じゃない。
犯罪者を犯罪者と思わない異常さ
どれ位の人が北斗晶を犯罪者だと思ったろうか??*1
他人の髪を掴んで睨みつけて、声を張り上げて乱暴な口調で言葉をはく。
これは誰が見ても事実。どんなに北斗晶を擁護しようとも、事実は事実。
どんな事情があるにせよ、犯罪は犯罪である。
それをわれわれは冷静に「犯罪者」として彼女を見てられただろうか??
ましておぎやはぎさんや、司会者さんのように犯罪行為を受け入れていないだろうか??
怖いのはコメント欄に「北斗晶を賞賛する声」が溢れている事だ。
そしてもっと怖いのはこれを全国放送してしまうマスコミの体質だ。
はっきり言って、真近で暴行罪が成立してる*2のに、何も止めに入らなかった番組スタッフも異常だが、これを全国放送する事を決定した方も異常だ。
もう一度言う。
他人の髪を掴んで睨みつけて、声を張り上げて乱暴な口調で言葉をはく。
これは刑法による暴行罪・恐喝罪が適用されても不思議ではない重大な犯罪である(刑法は民法と比較して重大な犯罪を規定する法律)
どんな事情があろうとも、どんな許されない事情があろうとも、どんなにイラつく主張をされようとも、刑法違反は絶対に如何なる時でもしてはならないから刑法なのである。
そういう刑法違反を堂々と放送する神経が全く分からない。
佐々木健介がキャバ嬢に暴行しても全国放送するか?
北斗晶がやっている事が犯罪ではないとか愛の鞭だとか勘違いしてる人が居るかもしれない。
けど、逆を考えて欲しいと思う。
「男はバカ」「男は単なる金ヅル」という認識のキャバ嬢に対して、佐々木健介が髪を掴んで、机叩いて、声を荒げてる。
これを全国放送するだろうか??
これを愛の鞭だと捉えるだろうか??
法律には当然だが男女での量刑差はない。
男も女も暴行は暴行。
国民に在るべからざる忌むべき行為が刑法違反。
その当たり前の事を認識出来ずに、「犯罪者」を先生扱いしてる番組はどうかしてる。
そしてそれを我々が即座におかしいと思えないなら、認識を改める必要がある。
でなければ、矯正や指導*3には時として刑法違反を用いても許されるというメッセージを与えてしまう。
矯正したい、他人に作用したい、ならば法律の範囲内でしなければならない。
犯罪行為で他人に作用するのはプロレスで言う所の反則技で相手に勝利する事。
反則技なのだから、有利に働くのは当然。しかも相手のホストは全く反則技(=犯罪行為)を使用してなかった。
反則技を使って「一流」を説く北斗晶と、反則技は使わずに反撃するホスト。
どちらが「一流」により近いのかは火を見るより明らか。と思うのは私だけだろうか??
反則技=犯罪行為を使えない中でどのように相手に作用していくか。
これは社会人であれば「三流」でも持っている心構えであろう。
女性の社会進出には責任を取らせる事も必要
女性が社会進出する事には全く問題ない。
また、社会進出したくない女性に対してどうのこうの言うのも間違ってる。
女性も男性も社会進出したければすれば良いし、しない選択をしても、別にそれは後ろ指を指される事じゃない。
日本は基本、自由だ。
しかし、男性も女性も家から一歩出て社会進出するならば、それ相応の責任が生じる。
法律を守る。
公序良俗に反する言動は控える。
ワガママは慎む。
嫌な事でも耐えるべきところは耐える。
当たり前である。
女性だから許される、とか、男性だから許されない、などは存在してはならない。
逆に男性だから許される、女性なら許されない、が存在してももちろんダメだ。
法律を守る、など社会的責任も取る事が出来ないのであれば、男性も女性も社会に出るべきではない。
まして社会的責任を全うとしない者がテレビに出て先生扱いされたり、研究者として持ち上げられたり、議員などの要職に就くなどはもってのほかである。
何も「女性だけに責任を」を求めてるわけじゃない。
求めてるのは「女性にも男性と同等の責任を」である。
- 男性がセクハラと思ったらセクハラ
- 「痴漢冤罪に遭いたくないから」ではなく、「女が居なくて快適♪」「オバサン香水が臭い、キモくて一緒に乗りたくないから」というワガママ目的でも、50歳のオッサンでも乗車可能な男性専用車両に、老若全ての女性が半ば強制的に協力させられる
- 男性が「痴漢冤罪だ!」と叫べば、その女性は即座に身柄を拘束され、起訴されれば99%「虚偽告訴罪」で有罪になる
- 女の目が気になるという理由で、両国国技館は男性専用かカップル限定、男性専用漫画喫茶ブースがある
真っ当な精神の持ち主だったら上記は異常だと思うだろうが、以下はどうだろうか?
- 女性がセクハラと思ったらセクハラ
- 「痴漢に会いたくないから」ではなく、「男が居なくて快適♪」「オッサンが臭い、キモくて一緒に乗りたくないから」というワガママ目的でも、50歳↑のオバサンでも乗車可能な女性専用車両に、老若全ての男性が半ば強制的に協力させられる
- 女性が「痴漢です!」と叫べば、その男性は即座に身柄を拘束され、起訴されれば99%有罪になる
- 男の目が気になるという理由で、プリクラは女性専用かカップル限定、女性専用漫画喫茶ブースがある
単純に「男性」を「女性」に変えただけだが、これらは今現実に起こっている事だ。
男性は女性に対して、このような状況を甘受している。それが良いとは言わないが・・・。
女性もこのような異常な状況を甘受する位の覚悟を持って、社会進出しなければならないと私は思うのだ。
でなければ、いつまで経っても「女、子供」と一括りにされる扱いしかされない。
中小企業・不人気業界でも優秀な新卒学生を採用する為の5つのコト(5回目)
今回が一応最終回です。
採用を経営の重点項目として設定し、リソースも割きました。
学生に対して、お客様と同等の敬意を表する姿勢を身につけました。
一方で、学生が「学生の立場」を超えた行動を取れば毅然と対応をするようにしました。
採用担当者の末端までモチベーションも高く魅力的です。
これだけでも十分採用活動は出来るようになります。
明青立法中の平均レベルであれば全然問題ありません。
しかし、明青立法中の優秀層や早慶上智の平均クラス、もしくは更に上の旧帝大・一橋・工大・電通・筑波クラスを採用するには足りません。
不人気企業や中小企業がそういった学生を採用するにはしっかりと内容も固めなければいけません。このフェーズになると、やはり内容も重要になってきます。
今回はそんな話。
何度も言いますが、採用にリソースをキチンと割いてくださいね!
リソースも割かないのに、気合いだけで良い採用は不可能です!
当たり前の事を当たり前にする、という事
フェイスブックからの転載
1
あなたが飲食店でご飯食べてお金はらったとしよう。そこで周りの店員や客から「スゲー!」とか「キチンと払うなんて立派だよ!」とか「ありがとう!めっちゃ助かった」と言われたら、かなり違和感あると思う。
「え?店で食べたらお金払うの当然(だから、褒められる事じゃない)」とね。
2
逆にあなたがラーメン屋の店員さんにお金を払ったとしよう。しかし店員さんがなかなかラーメンを作ってくれなかった。するとあなたは店員さんに言うはずだ。
「まだラーメン来ていない。早く作ってくれ。(店員は客へのサービスを最優先にするべきだ!)」とね。
3
あなたが、もし、全財産を東日本大震災募金して、Facebookで公表したとしよう。恐らく「いいね!」はいっぱい付くし、「凄いですね!」「尊敬します!」というコメントが乱れ飛ぶだろう。
それに対して「え?困ってる人を助けるのは当然(だから、褒められる事じゃない)」と思えるだろうか?
当たり前に良い事をする、というのはそういう事だ。
4
あなたがラーメン屋の店員さんにお金を払ったとしよう。だが、店員さんはいつまで経ってもなかなかラーメンを作ってくれなかった。あなたは「“お客様は神様だ”なんて客が思うのは恥ずかしい事だ」と当たり前の認識があるので、ついつい
「何かお困りごとですか?ラーメンは後回しで良いので、そちらを先に解決してください。」と言った。
「謙虚で思いやりがある」というのは、そういう事だ。
---
そういう当たり前の事を当たり前にする大人に、私はなりたい。
中小企業・不人気業界でも優秀な新卒学生を採用する為の5つのコト(4回目)
キチンと採用にお金と人をかける体制が整いました。
そして、採用マインドもセット出来ました。
では、その後は何をすればいいんでしょうか。
採用担当で一番若い人のモチベーションを上げ、徹底的に磨く
1.企業の企業イメージは最初に会った人から作られる
就職活動についての調査レポートのP11によると、学生が入社を決める理由は
1位 将来性のある会社だから
2位 雰囲気の良さ
3位 長く勤められそうか
4位 説明会・セミナーが良かった
5位 給料・勤務地・仕事内容など
とあります。
2位に「雰囲気の良さ」が入っています。
「雰囲気が良いかどうか」は、入社を決める理由の上位に毎年必ず食い込んできます。学生が雰囲気を知る際に、そこには色々な人や物との関わりがあります。当然ですがその人や物が何かによって影響度が違います。
影響度は、人であれば、大きい順に以下の通りとなります。
- キャリアセンター職員
- OB・OG
- 自社の採用担当者
- 現場の社員
- 最後に面接官
です。
実はこれは「企業の就活において学生が会う人の順」とイコールなんです。つまり、就活で一番最初に会う人が一番大きな影響を与えるのです。いわゆる「初頭効果」です。まぁ当たり前っちゃー当たり前ですけど。
学生が初めて人から企業の情報を聞き、「企業のイメージ」を持つと、そのイメージが後に学生が得ていく情報に強烈なフィルターをかけてくるのです。学生が企業に対し非常に好意的なイメージを持っていれば、少々のマイナス情報も学生は脳内で勝手にプラス情報に変えます。また、脳が勝手に「不要な情報」と判断し、そのマイナス情報を認識しない事もあります。
しかし、逆に学生が企業にマイナスのイメージを持ってしまうと、少々のプラス情報では学生は脳内で勝手にマイナス情報に変えてしまいます。更には、学生がプラス情報に見向きもしないという状況になりえます。
だから、一番最初に学生に会い、企業についての何らかの情報を与える人がとても重要になってくるのです。
ちなみに、リクナビや採用HPで企業の情報に初めて触れる人も多いです。しかし学生は「リクナビや採用HPには良い事しか書かれていない」と分かっており、その情報にあまり信用していません。
特に社風なんか全然参考にしません。写ってる社員はみんな笑ってるか、ドヤ顔の腕組みですからね(笑)あまり信用していないのですから、そこで作られた企業のイメージは強固なものではありません。*1
一方で、信頼する人や媒体を介して自分が得た情報は強固になります。更に、自分が「こうだっ!!」と勝手に想像して出来た企業のイメージは強烈に残ります。
例えば、良いCMをうちまくっているメガバンクを志望している学生がいたとします。しかし、大好きだったOBが「あそこは冷たい人間ばっかりだわ!」と言われれば、学生はメガバンクに対して「人間関係が大変そう!」というイメージを強烈に刻みます。*2なので、一番最初に学生が会う人、これが最も大事になるわけです。
2.学生は誰に会っていくのか
学生は就職活動の最初にキャリアセンターの職員を訪ねます。
3割程の学生がキャリアセンターの職員にコンタクトを取ってきます。*3
そしてキャリアセンター職員から企業の情報が提示されるんです。その情報を基に、学生は企業に対する最初の印象を抱きます。
当然、その中には雰囲気も含まれます。
- キャリアセンターの人が「堅実な企業」と言っていたな。だから「おとなしい人が多い」雰囲気なんだろう
- キャリアセンターの人が「勢いのある企業」と言っていたな。もしかしたら「休みにくい社風」なんじゃないかな
と、学生は無意識にも想像をふくらませてしまいます。
前述のとおり、このように学生が会社に、ある印象を抱いてしまったとしたら、その印象が説明会やHPなどで今後得る情報にもかなり影響を与えてしまいます。なので、キャリアセンター職員へのフォローは非常に重要なのですが、それには長く良好な関係を築くことが必要になりますので、企業努力で短期間で劇的な改善を図ることはなかなか期待できません。
※キャリアセンターとの良好な関係構築については、また別の機会に話します。
次に学生はOB・OGに会います。*4
学生は就活を行う以前からOB・OGを知っています。同じ部活であったりサークルであったり、ゼミであったり、授業であったり・・・。その先輩のパーソナリティが、先輩の所属企業に対する学生の持つイメージに影響を与えます。
- 賑やかなあの先輩が行った企業だから、活気のある社風に違いない
- 「数字しか信じない」と言う先輩が行った位だから、非常に論理的な企業なんだろう
- めちゃ可愛い先輩が行く企業だから、可愛い子が一杯居そう
- あんな出来損ないの先輩が入社出来る企業だから、多分ブラックだわ
こういった印象が、キャリアセンター職員の場合と同様に、収集する情報に大きな影響を与えてしまうのです。
残念ながら、OB・OGの学生時代の印象を操作する事は出来ないので、この部分はどうしようもないです。(余談ですが、学生時代にスターだった人材を採用すると、その人を介して、学生に企業の良い印象を植え付ける事が可能!)
そして次に来るのが、今回のテーマである「採用担当者」となります。
3.採用担当者の印象を徹底的に磨いておく
実は合同企業説明会や自社の説明会といった場で採用担当者と会う前に、OB・OGに会ったり、キャリアセンターから企業の情報を仕入れたりする学生は少数派です。*5大多数の学生は合同企業説明会やセミナー、自社の説明会に来るまでに、企業の情報を肌で感じる機会はありません。
つまり、大多数の学生は合同企業説明会や自社の説明会で採用担当者に触れ、初めて強い企業イメージを形成していくのです。だから、採用担当者の、「相手に与える印象」は非~~~~常に重要なのです。
学生が以下の採用担当者に最初に会ったとしたら、どのような印象を持つでしょうか。
A
- 受付には常に笑顔の採用担当者が立っていて出迎えてくれた。
- 採用担当者がはっきり大きな声で、一人ひとりの目を見て「お越し下さりありがとうございます」と言ってくれた。
- 2回目以降に会う人については「お久しぶりですね!」と声をかけられた。
- 雨が降って傘を持って入場したら「傘をお預かりしましょうか?」と笑顔で話しかけてくれた。
- しかも、タオルまで貸してくれた
B
- 受付には「学生の皆様へ。5F会議室Aにおこしください」という札が置かれていた。
- しかし、5F会議室Aに行くまでに誰も出迎えがなかった。
- 5F会議室Aに入ってやっと採用担当者と会えた。
- しかし採用担当者の声が小さく「こんにちは」とだけ言った。
- 雨が降って傘を持って入場したら「傘は傘立てにお願いします」と言われ、傘立ての方を指さされた。
A、Bの違いは歴然ですよね。だからこそ、採用担当者を徹底的に印象良くしていく必要があるのです。採用担当者でも、「一番最初に学生が見る、話す(多分)若い採用担当者」を徹底的に印象良くするのです。だいたいは入社したての新人とか、パートのおばちゃんとか、受付のお姉さんだと思います。
学生とファーストコンタクトを取る彼らを磨くのはちょーーーーー!!!大事!*6
ではどのように印象良くしていけば良いんでしょうか。
優秀な人を配置してください(笑)そして、出来れば美男美女*7を(笑)
採用担当をしばらくやってると分かるのですが、やっぱり、各社とも美男美女を採用担当者に配置してくるんです。企業だけ「フツメンの採用担当」で、他は「イケメンの採用担当」を配置している中で説明会をする状況を想像してみてください。会社や業界に思い入れがあるならいざしらず、どんな人でも「イケメンや美女と30分話す」のと「フツメンやフツ女?と30分話す」のとでは、前者を選ぶでしょう!
・・・美男美女が配置できなかったら、彼らに「学生から見られている」という意識付けをしてください。ことさら、身だしなみや言葉遣い、愛嬌や物腰に徹底的に気を配るように指導することです。
イケメンではない私は、これらにそーーーとーーー気を使いました。笑
- フケや頭髪、鼻毛や爪、目やにや眉毛が処理されていない
- スーツ、シャツ、ネクタイ、スラックス、靴、時計が手入れされていない
- 上記アイテムの柄がどう見ても奇抜
- 姿勢が悪い
- 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けが曖昧で、慣れていない
- 学生に対し基本的にタメ口で喋る(状況に合わせ時々タメ口になる位ならOK)
- 笑顔が全く無い。もしくは無表情
- 偉そうな態度・卑屈な態度・批判的な態度
なんて状態が一つでもあったら失格です。
キチンとした学生(特に女子学生)はこれらを完璧にクリアして面接に来ます。まして、人事部は学生よりも数段上の、見本となるべき態度でないといけません。学生も馬鹿ではないし、節穴でもないです。しっかり、じっくり採用担当者を観察して、点数をつけているのです。そうです、採用担当者は学生からいちいち点数を付けられてるんです!!
4.採用担当者のモチベーションをあげる方法
そして、採用担当者が最低限、自分自身を磨けるようになったら、彼らのモチベーションをあげます。モチベーションを上げるには、とにかく
です。
社長自らが人事部員に「期待しています」と伝えてください。部長会議等の場で「採用は重点項目だから*10、人事部に協力するように」とアシスト出来ればベストです。そして、ぜひ人事部長・課長に大きな権限を持たせてください。そうすれば、採用は彼らの努力によって、グンッ!と変わります。
実際に私が採用で大きな成果を挙げた時は、社長・副社長が私に直々に「採用はどうなってる?」と良く聞いてきました。「出来る限り協力するから」とも言ってきました。そうやって、社長等から期待されていることを言動で表されれば嫌でもモチベーションが上がります。
また、私は社長・副社長を始め、人事部長や人事課長からもあまり細かくやり方について指示されませんでした。結果を出してたので。これも大きかったですね!
特に大卒向けの新卒採用は倫理憲章(今は指針?)の影響で去年の常識が今年は通用しない状況です。大学全入とかゆとり教育とか、大学を取り巻く環境もここ10年で大きく変わってきてますので、10年以上前に新卒採用をやっていたような方は下手に現場で口出しするべきではありません。
現場に任せましょう!
ですので、これの逆をやっていたら採用は上手く行きませんよ?
- 採用を知らない社長が選考に出しゃばる。深くコミットしちゃう。(人事部の立場がない)
- 社長が人事部を疎ましく思っている
- 採用担当の末端のパート社員や派遣社員を蔑ろにする社員が居る
- 経営層が「人事部に一致協力してくれ」と会議の場で言わない(たいてい現場は採用に非協力的です)
御社はそういう事やっていませんか??
モチベーションが上がって活き活きとした採用担当者(自分ですが(笑))を見ると、学生は企業に対して強烈なプラスイメージを抱くようになります。
学生は就活をする中で「働くのはツライ!」っていうインプットばっかりしてきてるわけですよ。周りの社会人も「働くのはツライ!」って異口同音に言うわけです。
そこに「働くのが楽しい♪」というお兄さんが登場するわけです(笑)
出来れば学生も楽しく働きたいのです。ツライ仕事なんて嫌だ!というのが本心です。なので「働くのが楽しい♪」と心から言える人を採用担当に就ける事は非常に大きな影響を与えます。
私自身の経験ですが、採用担当者が学生にモチベーション高く接すると、学生から以下の様な反応が返ってきます。
面接の場で・・・
- ONIKUMAさんのように楽しく仕事が出来る企業に行きたいです!(おいで!)
- ONIKUMAさんと一緒に仕事が出来たら最高です!(いや私人事部だから、部署ちゃうよ?!)
- ONIKUMAさんのような優秀な人が居る企業に魅力を感じました!(それほどでもないよ!)
※私の面接で私に対して言ったのではなく、部長や社長が出る面接で上記を言う学生がほんとに居たらしい……
内定式や入社式の自己紹介で・・・
- ONIKUMAさんが居たから入社しました(めっちゃ照れる!)
- 人事部の人が優しかったので入社しました!(私以外はね!)
入社後の雑談中に・・・
- ONIKUMAさんのプレゼンが一番面白かったです(面白いんか~い!)
- ONIKUMAさんっていっつも前向きで楽しそうですけど、ヘコむ事ないんですか?(ありますよ?)
などなど。
企業で学生からこういった声は聞こえてきますか??
聞こえてこなければ、まだまだ採用担当者のモチベーションが足らない可能性があります。
いかがでしたでしょうか~?段々と長文になってきちゃってますねー。原稿用紙14枚分も書いてるんですね(笑)
まだまだネタは尽きないので、これからもドンドン書いていきますよー!気に入ったらコメントとかいただけると嬉しいです!
次回は「社長や会社の方針(=夢)を採用に関わる全ての者が理解する」です。
次回
最終回 社長や会社の方針(=夢)を採用に関わる全ての者が理解する
前回まで
一回目 採用にきちんとリソースを割く
二回目 学生に敬意を払う
三回目 学生に媚びない
*1:ただし、解りやすくキャッチーで、具体的なデータを用いた論理的な採用HPを作ると意図的に強烈な企業イメージを作ることが可能
*2:冷たい人間ばっかり=人間関係が大変そう、という想像を学生がする所がポイント。このように連想されると、イメージは深く刻まれてしまう
*3:景気、学生数、学校の偏差値、文系理系、キャリアセンターの資金力と位置づけなどで学校差が大きいので、あくまでも目安です
*4:人事部を介してのOB・OG訪問ではなく、直接OB・OGを訪問する場合の事です
*5:実はこういう学生は優秀である事が多いんですが・・・
*6:これは、採用に限ったことではないです。営業でも、お客様と最初にコンタクトを取るような受付・電話番・アウトバウンド要因の新米営業職はちょー!大事です。
*7:年は関係ありません。かっこいい中年でもOK!
*8:ってか本当にキーパーソンです
*9:学生にとっては皆が社員です!
*10:っていうか、採用は経営にとって実際に重点項目ですね