「女性が輝く社会」はまだまだ手ぬるい
※今回はおちゃらけて書いています。その分、ONIKUMAの怒りは大きいものと解釈してください
企業の管理職登用を3割以上??手ぬるいと思います。
企業だけじゃなく、総理や官房長官、自民党総裁も女性に!
大臣はおろか、総理大臣や官房長官、自民党総裁も女性を任命しましょう。きっと「女性が輝く」内閣になるはずです。
公務員も事務次官を始め、室長、課長など主要ポストも女性にしましょう。きっと「女性が輝く」行政になるはずです。
一部の党を除く政党や官僚こそ男社会の権化です。まずはズバズバっと女性枠を設けて、最高の役職を優先的に与えましょう。
総理大臣、内閣官房長官は「女性専用」で行きましょう!
そもそも女性枠って
- 80点取れた男性を、男性であるという理由だけで排除して、
- 80点未満しか取れなかった女性を、女性だからという理由だけで選ぶ
事を意味しますが、男社会を変革する為にはそれ位の差別は大した事ありません。
徴兵や青函トンネル工事など生命を賭して男性の先輩方が築いてきた「男社会」のツケは、男性冷遇という形で今の男性全体が払います!若い男性は男性に生まれてきた自分を恨みましょう!
そして「男社会」のツケは今の男性がキッチリ支払っていくので、法的には全く平等な*1今を生きる若い方も含め、女性は女性優遇を皆んなで享受してくださいね!若い女性は女性に生まれてきた自分を幸運に思いましょう!
能力の差より、男社会の打開が優先です
能力主義よりもダイバーシティ*2です。能力によるヒエラルキーを構成するよりも、組織内の性別の多様性*3が重要なのです。
隣国の大統領は女性ですが、今も輝いてますね(あ、皮肉です)。まして、日本は能力よりも性別でリーダーを選んでもきっと上手くいきます。
でも、男性のように、リーダーになる為に自分を殺し長時間残業し、下衆な上司に我慢しコネクションを作り、血の滲むような訓練をして、休日も出勤して会社に尽くしてまで管理職になりたくない?
けれども、プライベートは満喫して、そういう事をしている男性と同じだけの待遇は得たい?
そんな貴女に女性枠はうってつけです!
男だらけの会社に入ればあら不思議、男性と比べてあまり努力する事なく管理職になれますよ!
女性優遇企業でラクラク出世!
建設会社とか全然女性が居ないらしいです。
仮に男:女=9:1で、1,000人の企業があったとします。男性900人、女性100人ですね。
100人の管理職を置くとします。その女性割合を30%まで持って行こうとすると、30人は女性になりますね。
つまり
- 男性=70人/900人=7.8%
- 女性=30人/100人=33%
という男女で全く違う確率で管理職になれます! 男性は10人に1人も管理職になれませんが、女性は3人に1人が管理職になれるんです。
良かったですね! 能力無いのに待遇だけは得ようと思う女性にとっては政治家さまさまだと思います。*4完全実力主義なら、男女共に10%しか管理職になれなかったんですから。
- こちらではなく→ 女性に10%のチャンスがない!男性と同等の10%のチャンスを与えるべきだ!!
- こちらです!→ 男性のチャンスは10%未満にしてでも、女性に30%のチャンスを与えるべきだ!!
ところで学校の成績で、
- 学年で 100人中 33位以内に入る
- 学年で 100人中 10位以内に入る
は全然違いますよね。
サッカーだと
くらい違います。
男性は管理職になるなら学年10位以内の能力を身に付けないといけないのですが、女性は33位でいいんです。もちろん、女性も管理職になった後は学年10位以内の男性と社内外の真剣勝負になりますが、まー数合わせ優先って事で、とりあえず良いんじゃないですかね! あ、でも、僕のかかりつけ医は男性にしてね。お願いします!
もし貴女が実力ともかく管理職になりたいなら教育やブライダルなど、女性が多い所には行くべきじゃないですね。「女性だから」という優遇戦略が使えません。女性優遇は男性が多くないと恩恵を受けれません。*5
3K職種でも女性が輝く社会にしましょう!
しかし、自衛隊や消防、警察や工事員、警備員など、命を落とすような体を張る職種の最前線ではあまり「女性が輝いて」いないのはいただけません。女性は危険な所でも、汚い所でも、キツイ所でも、どこでも輝いていなければなりません。“人口減で足りなくなった労働力を女性にも担ってもらう”んでしょ?安倍さん。
公務員、政治家、企業の役員など、いわゆる「人気職種」や「高給職種」「ホワイトカラー」だけじゃなくて、危険・過酷・キツイ・寒い職種でも3割女性登用を義務付けて「女性に輝いて」もらいましょう。
え? そんなの女性の仕事じゃない?? 輝かない??
女性はキツくない、高給な、社会的地位の高い職種で輝くべきだ??
成る程、女性がやらないと代わりに誰かが輝かない仕事をやる事になるのですが、誰がやるんでしょうね。
「男性が輝かない社会」もお願いします
安倍さんにしてみれば、専業主婦は輝いてないみたいですね。
女性が大企業や公共団体の内勤管理職に就くことこそが、女性が輝く社会の要件らしいです。
その為に女性管理職が3割以上の企業に補助金(税金)を出そうとしてますね。
つまり「大量の女性が管理職に就くことが女性の輝く社会だ!」というわけですね。
でもそれは「女性が専業主婦なんてやってるのは女性が輝いていない社会だ!」というメッセージですね。
その証拠に、専業主婦に補助金なんか増額してないですし、扶養控除も減る方向ですもんね。
一方で現状の「女性が輝く社会」とは「男性が輝いてなくても良い社会」ですね。
女性を優先登用した結果、男性の管理職者数が減ろうが、その為に男性の収入が減ろうが何にもしてないですもんね。
分かってます~!男性は十分輝いてるんで、ちょっとくらい輝かなくても我慢我慢ですよね!
だったら提案なんですけど、「輝いてない職種」である専業主婦を男性に対しても社会的に推進しませんか??
女性が管理職になった数だけ、男性の管理職が減る*6んです。もちろん管理職者はメンバー層よりも給料は低いです。
つまり、女性が管理職になればなるほど男性の給料がどんどん減っていきますよね。まさしく輝かない男性がどんどん増える訳じゃないですか。
だったら輝かない職業の「専業主婦」を男性に解放すればすごーく効率的じゃないですかね!?
3割の男性が「専業主夫」となる事を目指す。これを「輝いてない男性」という政策として打ち出しましょうよ。
どんどん「男性が輝かなくなる社会」にしましょう! 男性を家庭に押し込みましょう!
そうすれば相対的に「女性が輝く社会」になりますから! むしろ「女性が輝かないとやっていけない社会」にしましょう!
僕達男性は「矢面に立って輝く事」を強要されてきました。。。
古くは徴兵や危険な土木工事、最近でも年収で妻を養う事。。。
どうぞどうぞ、「輝く事」をお譲りいたしますので、僕たちを専業主夫という日陰に追いやって頂けませんでしょうか。
政府は「女性管理職比率3割以上に補助金」と同じように「市内生産年齢世帯あたりの専業主夫割合を3割にする」を地方自治体に義務付けませんか?? なんなら地方交付税交付金の要件にしましょう!
「女性が輝く社会」はホントまだまだ手ぬるいと思います。