読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

鬼人事クマさんのブログ

御社の社畜を探します!採ります!育てます!

中小企業・不人気業界でも優秀な新卒学生を採用する為の5つのコト(2回目)

皆さんこんばんは!

お盆でもあつーい日が続きますが、学生さんはこの暑い中、プレッシャーを受けながらも必死に就活しています。

社会人も彼らに頑張りに対して、敬意を払う必要がありますね!

そう、2回目の今日は「学生に敬意を払う」について説明します(笑)

学生に敬意を払う

1.学生に対して、お客様と同等の敬意を払う企業は皆無

面接で学生に色々な質問をする場面を想像してみてください。

  • 「あなたは弊社にどんな貢献ができますか?」
  • 「あなたの長所を教えてください」
  • 「自己PRを1分間でお願いします」

これらを学生に対して面接の場で考えなしに質問しているようでは、学生への敬意がまだまだ足りません。

学生に対してさほど敬意を払わない会社員でもお客様には必ず敬意を払います(上辺だけでも)。そのお客様に対して

  • 「弊社の製品は御社にどんな貢献ができますか?」
  • 「御社の長所を教えてください」
  • 「御社のPRを1分間でお願いします」

なんて言わないでしょう。

「そんなの御社が調べて考えることでしょう?」とお客様は思うはずです。

自社の商品を買って頂きたいのならば

  1. 自社の製品の強みを知る
  2. お客様とのコネクションを作る
  3. お客様の弱みや自社製品の強みを活かせる部分を知る
  4. お客様へ製品を売り込むスキルを磨く
  5. 適切なタイミングでお客様へ製品を売り込む

くらいやってあたりまえじゃないですか??

「我が社員が財産です」と社是のトップにうたう企業が多いけど、だったらお客様へ製品を売るのと同等の戦略なり、意識なりを採用活動でも(もちろん労務管理でも)構築しましょうよって話です。

敬意を払うっていうのは、相手をキチンと見て、相手の利益になる事(そして自社の利益にも繋がる事)を誠実に行うことです。

具体的に言えば、採用活動では

  1. 学生へアピールできる自社の強みは何かを把握する
  2. 学生へのコネクション作り
  3. 学生の悩みや志望を把握し、自社でそれらを解決できるかを考える
  4. 学生へ自社の魅力を売り込む為の採用スキルを学ぶ
  5. 適切なタイミングで学生へ内定を出す

ということ事をキチンとやるんです。

どうですか?御社はやっていますか??少なくとも「そうしよう!」というマインドを持っていますか?

面接時のしょっぱなに「自己PRをお願いします。」なんて面接官に言われても、学生も「そんなの履歴書にも書かれてるじゃん!読んでないの?」と思われちゃいます。

特に優秀な学生さんに対して、面接官がそんな質問をした瞬間に企業評価がガタ落ちする事まちがいなしです。

「応募者がどのような貢献が出来るか」「応募者にはどんな長所短所があるか」「応募者の興味関心はどこにあるか」を考えるのは、面接官の仕事です。

考えた結果、仮説を組み立てて、面接の場で検証するわけです。

例えば、「田中さんは自己中心的な所がありそうだ。」と考えて面接に臨み、それを本人の今までの行動や面接の態度から探っていくのです。

検証するためだからと言って、「自己中心的な所はありませんか?」とか「自己PRしてください」とそのまま質問するのは違いますよ。学生から「私は自己中心的です!」なんて答えは返ってきませんので。

そこは、いわゆる「面接官力」を基に、ちょっと捻った質問とか、学生のこれまでの経歴や態度などで、面接官が推測して判断するんです。

「自己PRをお願いします。」

そういう質問を学生にしちゃう面接官は、面接前に100%真剣には履歴書やエントリー内容を見ていないのです。断言できます。
繰り返しますが、そんな態度や行動、戦略で、優秀な学生を採用できるでしょうか??

2.一度「学生の負担を減らすにはどうしたら良いだろう?」をトコトン考える

社会人経験がなく、当社の情報も外側しか知らない学生に対して「弊社でどんな貢献が出来るのか」を聞いたところで的を射た回答が返ってくるはずもありません。時間のムダです。

自己PRでも、社会人経験が無い彼らが「その企業に役に立つ素質・技能」を的確にPR出来るわけがありません。時間のムダです。

そういったムダが生じている事に何の問題意識もなく、面接官を名乗り、学生にそのしわ寄せを与えてしまっているならば早急に考えを改めるべきです。


改めるヒントとして一度「学生の負担を減らすにはどうしたら良いだろう?」をトコトン考えてみてください。

そこから、「学生が心地良い選考とはなんだろう?」「学生が価値を感じてくれる選考とはなんだろう?」「学生が足を運んできてくれる選考とはなんだろう?」が見えてきます。

これって、「学生が」を「お客様が」にすれば、当然考えるべき事ですね。

「お客様が心地良いプレゼンとはなんだろう?」と考える
「お客様が価値を感じてくれる企業とはなんだろう?」と考える
「お客様が足を運んできてくれる説明会とはなんだろう?」と考える

何も不思議ではありません。

何度も言いますが、お客様と同じように、学生に対しても敬意を払っていますか?という事です。

以下、お客様であれば当たり前にやるべき事を学生にもキチンとやっていますか?

  1. 「ご来場頂きありがとうございます。」と起立して、相手の目をみて一礼し、笑顔ではっきり伝える
  2. 学生がお手洗いに行きたい場合には、社員が付いていってお手洗いの側まで案内する
  3. 雨の日にはタオルを用意し、必要があれば学生に渡す
  4. 面接の場で、面接官は椅子に深く腰掛けたり、ふんぞり返ったり、腕組みしたり、ため息を漏らしたりしない
  5. 出来れば、退場する学生をフロントまでお見送りする。学生が退社する時は「ありがとうございました!」とお礼を言い、キチンと頭を下げる

お客様には当然やりますよね?もし部下がやらなければ、上司はその場で指摘するはずです。

しかしなぜか学生に対しては誰もやらないわけです。それでは不人気業界・不人気企業に良い学生が集まるわけありません

―――――
本日は以上です。ここまで読んでくださって誠にありがとうございます。何か思うことがあればコメント頂けるととても励みになります!

今回は、採用にリソースを割ける体制が取れた後に、真っ先に取り入れるべき「採用マインド」というべき部分を説明しました。

次回は同じマインドの部分ですが「学生に媚びない」という、ある意味、今回の真逆にも思える姿勢を説明します。

次回
3回目「学生に媚びない」

前回までの話
1回目「採用にきちんとリソースを割く」