鬼人事クマさんのブログ

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ONIKUMAの叫び 〜Perth(西オーストラリア州都)

さて皆さんこんばんは!


誰も読んでいないだろうと思ったこのブログもなぜか1万件以上の閲覧があってビックリです(笑)


今日はPerthでの生活についてちょっと書いて見ますよ。良い意味で驚いた事、悪い意味で驚いた事、日本でしとけば良かった事など。


ちなみに日記みたいなトピックはあまり好きじゃないし、ガイドブック見れば良いだろ?的な感じがするので、「素晴らしい風景が〜」とか「こんなのが美味しいよ〜」なんてものを期待している方は是非ガイドブックをご覧ください。


ってか観光地スゲー風景とか美味しいモノとか、まったく興味が無いから、ただ単に経験してないだけなんだな!!

■良い意味で驚いた事
Perthは安全
・・・外国だと夜中に独りで出歩くと、強姦や強盗に遭うのではないか?と勝手にイメージを作っていたけど、そんな事は全くないね。スゲー安全です。繁華街であれば、夜女性一人で歩いていても別に大丈夫そう。ってかオージー女性は平気で歩いてるよw
確かに危ない通りとか、あまり良い教育を受けていない人達が密集して住んでいるところなんかは、とても夜独りで歩けるような雰囲気にないけれど、それは日本の新宿と池袋も同じだろ?と思うよ。
シドニーメルボルンなどの諸都市、アメリカなどの他国はわからないけど、少なくともPerthはとても安全!!

JR職員が逮捕権を持ってる
こちらの電車の駅員さんやバスの運転手をTransitofficert(日本で言うJR職員)と言うんだけど、なんと、逮捕権持ってる(実際に行使した所を見たことはないけど)んだよwwこれはとても驚いたね。日本みたいに乗客が“人身事故で電車止まった?!フザけんな!!”なんて駅員さんに食って掛かったら、速攻で逮捕だよwwというか、駅員さんはとてもとてもガタイが良く、常に高圧的な態度をとってくるので、そんな気も萎えるかもしれないけどね。
だから日本でも、例えば、吉野家の店員さんが逮捕権もっててガタイ良かったら、クレームなんか激減すんだろうな〜と思う。やっぱり逮捕出来る権利を持ってる人間に対峙するって結構勇気要るよ。
ちなみに私は3回ばかり駅員さんに必要に駆られてした主張した事があるけど、ヒヤヒヤしました。“で、君はどうするつもりだい?”“何処から何処まで電車を乗るつもりだい?”など真顔で高圧的な態度で言われた時は「逮捕〜」という言葉が脳裏を過ぎったw


No Worries!!(気にすんなっぺ!)
Thanks ⇒ No worries(ありがと〜 ⇒ いいってばよ)
Sorry ⇒ No worries(ゴメン! ⇒ 気にすんなって/気にしてないよ!)
Can I 〜? ⇒ No worries(してもいい? ⇒ OK!全然気にならないよ!)
I failed sth ⇒ No worries mite(失敗しちゃった・・・ ⇒ 全然気にすんなよ!)
I have a serious trouble ⇒ Oh!No worries(すげー悩んでんだけど ⇒ マジか!でも気にすんなって!)


こんな感じで、気にすんなよ!が挨拶言葉なんだ。これ、スゲー素敵ww
仮に日本で「気にすんなよ!」が挨拶言葉になれば


ありがとう ⇒ 気にすんなよ
ゴメンね ⇒ 良いって、気にしてないよ
してもいいかな? ⇒ 良いよ、全然気にしないよ
失敗しちゃって ⇒ 気にすんなよ!!
スゲー困ってるんだけど ⇒ そんなに気にすんなって!!


みたいになるかな。もちろん挨拶言葉ゆえに文字通り「全く心配事がない」という意味以外にも、さまざまな意味を含蓄するけれど、根底は「心配すんな/気にしてないよ」なんだ。これは「死ぬこと以外は大した問題じゃない」という私の思想とも非常にマッチしてて、凄く心が軽くなるんだよね。是非是非日本に輸入したい文化の一つだよ。


気持ち悪い接客がない
無理に繕った「作り笑顔」が店の中とか、町に全くない。かと言って、笑顔が全くないかといえばそうではなく、「本当に笑顔になりたい時の笑顔」は包み隠さずに示してくれる。日本だと「作り笑顔」にこちらの方が恐縮してしまうけど、Perthだと向こうが自然と笑顔になるから、こちらも自然と笑顔で対応できるんだよね。これも日本に輸入したい文化の一つだね。


■悪い意味で驚いた事
ネット回線の速度がヤバい位遅い
日本にいるときは、確か、2MBpsは出てたと思うけど、今無線LAN経由でネットに接続している限り、20KBpsという事で、単純に日本の100分の1のスピードという快適さwwもちろん都心部光回線(なんてあるのか?w)であれば、同様のスピードが出る可能性も否定できないけど、都心からそれほど離れていない住宅地でこのスピードは問題ありと思われる。
インターネットとは情報を仕入れるツールであり、情報は行動を促す。つまり情報が少なければ少ないほど、適切な行動をする可能性が少なくなってくる。(ちなみに適切とは、自分にとっての有利という意味であり、社会福祉としての適切ではない)この仕入れる速度が遅ければ遅いほど、情報の入手量に絶対的な差が出てくるわけで、韓国・台湾・日本・アメリカなどの諸国民との情報格差が出てくる。つまり世界的な潮流に乗っかって、世界規模で行動できる人材を傑出する土台が相対的に少ないことを意味する。これは早めに是正するべき課題だと思う。
ちなみに信じられないかもしれないけど、都心部のネットカフェでskype(映像付)をすると、1時間に数回回線容量不足で落ちますww


料理がしょっぱい・甘い
料理に関してはどうしようもない問題だと思うけど、とにかく「甘い」か「しょっぱい」かのほぼ2択。特に飲料水は「甘い」か「水」かの2択なので、日本のようにストレートティやブラックコーヒーが気軽に飲めない。もちろん機会によって手に入れられるが、「薄いもの」「無添加なもの」というニーズがマイナーであるが故かはわからないが、とても値が張る。ためしに「薄いもの」「無添加なもの」を販売しても面白いと思うが・・・。
誤解してはならないのは、しかし、それら「しょっぱい」「甘い」物らが「美味しい」という事だ。美味しいゆえにガツガツ飲み食いしてしまい、結果的に「太った」だの「高血圧になった」だのなりかねない危険性がある(特にPerthのスイーツやカフェは日本に比肩するかもしくは凌駕するクオリティ)。これが北京在住の頃との大きな違いだw


まぁ、特に他は悪い所は挙がりませんww


■留学前にやっておけば良かった事
英会話学校に金を払ったのはもったいなかった
外国に留学する事のメリットは強制的に現地語を使わざるを得ない状況に追い込まれる事だ。そして追い込まれた上での学習効果というのは普段の10倍位はあるだろうと思われる。もちろん疲れも10倍ww
英会話学校の効能を全否定するつもりは無いけど、日本人講師相手に日本人学生と一緒に英会話を習うのは、とても効率の悪い事のように思う。なぜなら、異国では現地人、日本人以外の国籍の人に会話しなければならないけど、彼らの話す英語は日本人の話すそれと全く違うからだ。そして当然の事ながら日本語が通じないので「最後の手段は日本語」という甘えも許されない。どんどんガッツリ追い込まれるww
事実、Perthの語学学校の友人達の成長振りは凄まじい。4月中旬に出会ったElementary(初級)の韓国人は3ヶ月で自分でシェアハウスを探して借り移り住む事に成功してる。また、同じくElementaryの日本人は顔にピアスを付けて、現地のネイルサロンでネイルアートを嗜んだ。やっぱり現地で「日本語が通じない」という環境に追い込まれるのは強いのだww
日本の英会話学校は大体一ヶ月に3万円くらい払ってたと思うけど、それならこちらで2週間、週20時間のレッスンを申し込んだ方が良かったと後悔・・・。もったいない事をしてしまった。
留学を考えて、事前に英会話学校に通ってから現地に・・・と考えてる人は、現地で語学学校の費用に充てるか、「日本人以外」の外国語教師と会話する機会を得る為に使う費用に充てるか、した方が良い。



日本でしか売っていないもの、外国で手に入れにくい物を多めに仕入れる
実際手に入れ難くて困ったもの
「眉毛を整えるためのカミソリ」「体をごしごしする為のスポンジ」「ウォークマンのイヤーフォン(ipod用はある)」「日本語で書かれた本」「箸」「使いやすいペン(使いにくいペンならたくさん売ってるww)」「日本語の歌や映画」
つまり「美容品」「家電製品の付属品」「日本語の本や歌」「文房具」辺りは日本で多めに仕入れておいた方が良い。
こちらで意外にも手に入ったもの
「コンタクトケア品」「家電品本体」「衣料品(デザインは悪いw)」「日用品」「薬」など。こんなのは持っていかなくて良し。値段も質も日本とさほど変わらない。



以上、まぁ久しぶりの更新だけど、たまには皆さんの役に立つ事を書いてみましたw