読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

鬼人事クマさんのブログ

御社の社畜を探します!採ります!育てます!

もういっそ、倫理憲章もなしでw(企業は楽をしたい)

さて、皆さんこんにちは!


今回も「倫理憲章なんてなくしちゃえ!」という過激な発言の理由を語るですよ。


結論から言えば、企業による利点が大きいから無しの方がいいと思うんです。(←これを先に言えって?ごめんなさい)


■倫理憲章徹底による企業の利点

  1. 採用活動開始時期が4月1日となり、各社足並みが揃う
  2. 採用活動が相対的に短期で済む
  3. 企業が対外的に「我々は採用の早期化を望んでません」とアピール出来る


前回の既出ですが、採用活動を費用対効果で見ると、早めにガッ!!と集めて、短時間でガッ!!と絞って、すぐに終了!!が一番費用対効果が大きいのです。
しかしながら当然採れる学生の質も求められます。例えば各社1年生からアプローチを掛けまくっている状況でわが社だけ4年生にアプローチをかけてしまっては、例え早めにガッ!!と思っても、優秀な学生はすでに他企業に内定・・・となります。
優秀な学生の母集団が形成できないんです。


そこで倫理憲章の登場です


要は、倫理憲章の真の目的とは、各社4年生からアプローチをするように規制をかける事で、早めにガッ!!と集めて、短時間でガッ!!と絞って、すぐに終了!!をし易くする事です。
つまり4年生の4月から一斉によーいドン!になれば【重要→】知名度の優れている日本を代表する大企業=倫理憲章調印組みに限り【←重要】母集団を形成しやすくなります。そして考える間もなく選考し、そして内定と結び付けます。あとは内定者を他社に振り向かせない内定者フォローへとフェーズは移り、選考は終了できます。非常に効率的。
本当は4年生の10月から選考開始にしたいくらいだと思います。しかし、学生側もその頃は余りに多忙で、卒業研究やら、最後のセメスターやら、公務員試験やらで、さすがにこの時期に選考時期を設定するのは遅すぎとして、学生からももっと早くして欲しいという要望も来そうです。そうなったら色々思わしくない論争が興り、“世間体が悪くなります”。“世間体のため”に倫理憲章を作ったのに、そこで論争を呼んでは元も子もないといった感じです。

え??“学生の学業に差し支えない様に配慮”はどこに行ったのか、ですって??そんな事言ってるから、あなたはまだ内定をもら(略


それが透けて見えるから私は倫理憲章が嫌で嫌でたまらないんです。


本当に倫理憲章の崇高な理念を全うとしようとするならば、1年生からアプローチOKが最適です。



■1年生から内定出せます
今の新卒採用活動の一番の歪みは、一時期に一斉に選考が集中する事です。そして、超長期化している事が次点に来ます。
結果として、学生さんは約半年間に金と時間と精神力を内定を取る事に費やさざるを得ない状況に追い込まれ、学校の空洞化が(ますます)進んでしまいます。


であるならば、一時期に選考が集中しなければ良いのではないでしょうか??つまり現在のように4年生の4月から選考スタート!を辞めていつでも選考スタート!にすれば良い。変な規制をするから一時期に集中しちゃうんですよ。



実はこれには大きなメリットがあります


1.じっくり内定⇒入社を選べる
1年生の春にもう内定を取っている人も出てくるし、4年生から動こうと思う人も出てくるよね。相変わらず大企業が4年生の4月から選考スタートという意味不明な自縛をしてきても、優秀な学生が既に複数社内定を取っている状況ならさ、そこで「大企業の選考受けよう」か「内定あるから学業に専念すっか」を選べるじゃん。


2.内定⇒入社への条件を付ける事で大学生の目標付けが出来る(目標付けがしたくない場合は内定を蹴ればいい)
しかもわたしは「○○すれば(しなければ)効力を発揮する」という条件を内定時に各社つけられる様にしたいんだよねー(ただし職業選択の自由を奪う「他社への入社をしない」は省いてね。4年生の10月以降であれば設定も構わないと思うけど)。
そうすればさ、たいていの企業で課してくるであろう「4年以内に卒業をする事」が真に迫ってくるものになるでしょ。更には「英語で文献を作出し、学会で発表する事」を条件に付せば、嫌でも勉強するでしょ。それが嫌ならば別の企業の選考を受け、内定を取れば良いだけの話。

え?“大学生活が企業に縛られる”ですって?今現在でも多くの企業は内定の要件に「卒業すること」は入っています。更に条件を付されれば確かにその分学生生活を束縛されますが、それは社会が大学生に要請している事であって、「弊社の社員なら大学時代にこれくらいはして欲しい!」という企業側の声として真摯に受け止めてほしい物です。

3.未来に対して内定を出せる
そして、大きなメリットは「これからの大学生活でこれをします」という未来に対して内定を出せるんですよ。これは企業側から見ると大きいです。なんせ、「出来なければ内定取り消しします」という併せ技を使えれば、全くのノーリスクでハードルをクリアした者のみを採用できます。
今は「今まで3年間でこんな事してきました」という過去を面接や試験で図るのが中心です。そして「これからこんな事やります」なんて未来を全く信用しないのが選考の基本です。
しかし地方から上京して、環境の変化に飲まれてしまい、たまたま3年間ノンベンダラリと生活してきたがゆえに“本来は滅茶苦茶優秀”な学生がなんのアピールも出来ずに沈没なんて事もかなりあります。「やばい!就活しなきゃ」とフル活動を試みても、1週間後には説明会・・・な状況ではどうしようもありません。ネタも無ければ苦戦は必至です。
それゆえに、3年間の内に「英語で論文を書いて学会で発表し卒業する」という明確な目標があれば本来の彼の姿もわかってくるはずです。


■倫理憲章なんてやめぃ!!
以上、ザッと持論を展開しました。目的を本当に達成するならば、選考の超超長期化が最適と考えるです。しかし、これは企業側の要請で間違いなく達成できません。たとえ学生さんに有利な点が多々あったとしても、学生の運命よりも自分たちが低コスト=楽である事を優先します。そこは採用もビジネスなので仕方ない部分ですが、結果として、学生さんにその低コスト化のしわ寄せが来ています。


いや〜採用はどげんかせんといかん!!