鬼人事クマさんのブログ

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ONIKUMAの叫び 〜日本一休みの多い会社

さて、みなさんこんにちは!!


今日は「「日本一休みの多い会社」 2012年新卒学生を募集開始」という記事から


今回募集される求人は、本社勤務の研究開発職が若干名。「お客さまにとって使いやすい製品は何かを考え出す仕事」ということだ。対象は12年に大学、短大、専門学校を卒業・修了する人で、学校名や学部、性別は問わない。

11年2月に岐阜市内で就職セミナーを開催し、3月に履歴書を持参して本社を訪問することが必要。その際、履歴書の裏面に、「私の発明・発見」と「私が好きな文字」という2つのテーマでレポートを書いて提出する。

とはいえ、「発明や発見をしたことがある」と自信を持って答えられる人は、非常に稀なのではないか。同社総務部に尋ねたところ、

「当社の事業である電気設備に関するものでなくてもよく、生活の中で見つけた工夫や発見について書いていただいても結構ですよ」
とのこと。レベルも、特許を取得するようなものでなくもて構わない。「好きな文字」については、漢字一文字を想定しているものの「どんな字でもよい」ということだ。

■正解などない質問が一番個性が出る
答えのない質問をする、もしくは、どれも不正解であり、しかしながら時と場合によって正解であるような質問をする事が、一番個性が現れます。私がよく受験者に対して行っていた質問は「10億円の商談が10分後にありますが、親が交通事故で緊急手術をするという知らせをメールで受け取りました。あなたはどうしますか?」という質問です。一番多かった答えが「商談に出る」です。what a fucking inhuman thought...と心の中でつぶやきながら、自分でも0.2秒でそう答えるな〜なんて思ってました。実際そんな事するつもりは微塵もない事は百も承知!次に多かったのが、「事情を説明して商談を先輩に任せて病院へ駆けつける」というものです。重要なのは、どちらも不正解であり、どちらも正解であるということです。


■常に発見や発明をしようとする姿勢は重要
発明や発見をした事がない研究職志望??いったい大学時代に何をやってたんだ??という、spot onな疑問は置いておいて、日常におけるさり気ない出来事に常に疑問を感じ、それを考え調べる事で発見することは非常に重要。まして社会人になれば、ますます自立的に動くことが必須となるから、まさにこの質問は良問といえるでしょう。ちなみに私の最近の発見は「弱肉強食は発展し、中肉中食は停滞し、弱食強肉は衰退する。」いいでしょ、これ?w


■簡単に“日本一”になった未来工業
しかし、年間140日の休日を設けるだけで“日本一”という称号を得られるなんて、素敵だね!!たとえば“福利厚生日本一”とか“利益率日本一”とか“勤続年数日本一”とか、メチャクチャお金かかるよね。一方で、休日をたった15日ばかり増やしただけで日本一だよ?!しかも、社員満足度も上がり、人件費も(きっと)下がり、経費も下がる!!すごくリーズナブル!!あ〜〜〜んど、こうやってBlogとかに無料で(ポジティブに)紹介してもらえる!!すごい宣伝効果だよ!!しかし気をつけなくてはいけないのは、休日が増える事のデメリット。


■長休日が従業員にマイナスに働くケース
休日が増えることで“会社の売り上げが減りそう”というのは予想できると思うけど、日本においては、“休日を増やす”は“仕事の量が減る”ではないので、1日にこなせる仕事の量を増やすか、仕事の無駄をなくして量を減らさないと、その分平日の残業が大幅に増える結果になります。つまり、能率が低かったり、無駄を無くし効率化を図るという思想を持った人材でないと、休日が増える事はかえってマイナスに働きます。そうでない人は、皆残業しまくりな状況に身を置き、自分だけが残業をするという環境にしない事で、自らの能率の低さを際立たせない様にする方が賢いやり方です。


■仕事の無駄を無くす為には疑う心が必要
仕事の無駄を無くす為には、まず何が無駄なのか認識しなければなりません。そして無駄を認識するためには、無駄を発見しなくてはなりません。無駄を発見するためには無駄になりそうな箇所を探さなければなりません。探すと言うことは疑うと言うことです。疑うという事は発明や発見をする事の第一歩。つまりこの会社の「発明や発見は何か」という問いは「どの程度能率的に動く素養を持っているかを図る」という意味合いがありそうです。


ちなみに私をあらわす漢字一文字は「遊」!!
※就活では「修」と答えてましたwww