鬼人事クマさんのブログ

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ONIKUMAの叫び 〜チャレンジしない企業がチャレンジ学生を求める?〜

皆さんこんにちは!!


更新滞りまくってますね・・・。でも時間をたっぷり作れる環境になったのでそろそろ気合入れて更新していきましょう〜!


今回は就職活動をしていた皆さんは一度は耳にしたことあるだろうこのフレーズについて取り上げる。「チャレンジする人を求める」「アグレッシブに行動できる人」



■お前がチャレンジしろよww
確かにこれらは今求められている素養に間違いはないよね。今までは終身雇用の輪の中で、急成長する日本でだけ商売していれば済んだ。しかし、これからは確実に流動する時代を迎えるから、「チャレンジ」し「アグレッシブに行動」するのは、自分の身を守るレベルで必要最低限の事になる。「チャレンジ」もせず「パッシブに受身」では、これからは悪いほうにしかチェンジングしない。



これは分かる。



しかし分からないのが



そう言ってるお前はチャレンジしてんのかよww



という事だ。


■社長がほとんど変わらないのに“チャレンジ求む?”
笑っちゃったのは、私が就職活動をしていた時のある大企業での説明会で、「チャレンジ出来る人求める」とか言っちゃってるのに、その企業は典型的な日本企業だった事があった。終身雇用とほぼ創業者一族による経営を守ってるのに、何がチャレンジですか?と耳を疑ったものだ。本当にチャレンジを求めるんだったら、freelyに動ける体制を作る方向にまず変化して、それから実際に動くはずでしょ?なのにfreelyに動くのに一番の足かせである終身雇用を堅守しますと、こともあろうか雑誌でうたってました・・・。


まぁ、その時は社会人世界(笑)の一端を垣間見た気がしたんだけど、本当にそういう学生を求めてるんだったら、企業は口先だけじゃなくて行動で示す必要がありますよ、と思います。


■チャレンジなくば進歩もなし
ここ20年、日本がほとんど進歩をしてこなかったのは、本当の意味でチャレンジしてこなかったからだと思います。チャレンジとは、まず「こうしたい!!」という意思があって、「こうする」という行動があって、「こうなった」という結果が生じる事です。しかし、今の日本には「こうしたい!!」という意思が余りにも少ないと感じます。まず意思がなければ、ポジティブな行動も起きないわけで、そんな状態が続けば良い結果など生まれようはずがありません。


ほんと、変わんなきゃ。


まずは身近なところから就職活動を通じて、企業側が口先だけじゃなくて本当に「こうしたい!!」という物を見つけるべきだね。その為に「業績が悪くなったらまず経営者を切ります!」「TOEIC800未満は3年以内に辞めてもらいます!」「給与は年齢とまったく関係ありません。もちろん定期昇給などもってのほかです。」など、痛みの部分も包み隠さず求職者に伝えるべきだと思う。それが正しい姿なんじゃないか?


さて、そういう私はチャレンジしているのか・・・?続きは次回