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鬼人事クマさんのブログ

御社の社畜を探します!採ります!育てます!

ONIKUMAの叫び 〜就活生に見て欲しい情報〜

皆さんこんばんは!!


全然更新してませんでしたね。この時期に来ると、師走のイベント等が重なって、仕事モードになってしまうとです。もうちょっとブログにも力を割ければいいのだけれど。。。


さて、今回は是非学生さんに見て欲しい情報をリークします。それは厚生労働省から毎年出されているある統計データです。就労条件総合調査と言います。


リクナビマイナビで公開されている数字は当てにならないというのは、就活生にとっては常識ですが、ならばどういう情報を見ればよいのか?という問いに対する一つの答えがコレです。


何故か?


理由は、政府統計資料は基本的に(大きくは)嘘がつけないからです。国が責任を持つわけですからね、多少作為がかかるもののそれなりに正しい情報がのっかる訳です。情報提供側も、それなりに正しい情報を出そうとします。少なくとも、株式会社である新聞社や、広告収入に運命を左右されまくるテレビ営利企業であるナビ媒体が出している情報よりは正しいんです。


え?!マイナビリクナビの情報も正しい情報なんじゃないの??って??


そんな事言ってるから、今だにリクルートスーツを脱げな(略


さて、就労条件総合調査を眺めると、色々と面白いデータが出てきます。


■企業規模で労働時間は1週間で30分も違う
一発目からゾッとする数字が出てきた。学生が日頃から必死に大企業を目指す理由はここにあるんじゃないかと疑う程衝撃的だ。いや、むしろ、今までこんな如実に数字として大企業有利を表している事を知らなかったのは自分だけで、就活生こそこんな事は既に周知なんじゃないかと思ってしまうほど強烈だね。いやいや、ゾッとします。


1労働時間制度の(1) 所定労働時間によると1000人以上は38時間55分に対し、30人〜99人は39時間27分。つまり、零細企業に勤めると、超大企業よりも1週間で約30分長く勤務しなければなりません。さらに1年間は52週とすると、年間では約1560分(約26時間)長く勤務する運命にあります


しかしながら、これは、同じ勤務カレンダーでの話。例えば、トヨタが完全週休二日制だったとすると、同じく完全週休二日制零細企業であった場合の比較になります。現実を見ると、零細企業の勤務日数>大企業の勤務日数なので、零細企業の勤務者は更に長く勤めなくてはなりません。具体的には・・・


■企業規模で休日は1年間で12日も違う
二発目もなかなかスパイスが効いた情報だ。毎年12日以上の有休を取る零細企業の社員並の働きしか大企業の社員はしていない事の証左なのは面白いけれど、これから就職をしようとする学生さんにとってはタマラナイ情報だろうね。私が就活生の親だとすると、この情報だけで“大企業へGO!”と言い出しかねないインパクト。就活生が“大企業しか目に入りません!!”状態で毎年撃沈しまくってるのも頷けるよ、ウンウン。


ちなみに、有給取得でも3日の開きがある。つまり、所定休日と有給取得日数を鑑みると、大企業社員は零細企業の社員より平均15日も多く休んでいる事になります。ウワ〜・・・


■それでいて賃金差は月額10万円
三発目は既に立っているのがやっとのパンチドランカー状態になりかねない数字だ。えっと、月額で10万円差でいいんですかね??とすると、年額で約120万円の差が出てきますけれど・・・。学生さんが“大企業でヌクヌク育ちたいです”という本心を隠しきれず大量に撃沈しまくっている状況も致し方ないと思うよ、ウンウン。


■残念ながらココまでヨ
しかしながら、年功序列はもはや崩れるというのは、人事であれば常識中の常識なので、残念ながら今の就活生が頑張ってその恩恵に与ろうとしても無理です。更に、これからは年功序列崩壊前に逃げ切った高齢者が若者の人件費を吝嗇する時代なので、上の情報を今手に入れたとしても、10年後には全く違った数値が統計として上がってきていると思います。残念ながらココまでヨという事で、就活生の皆さんは諦めて次の二択を考えると良いです。


 1)再雇用の中高年がワンサと溢れる大企業で薄給(←再雇用者の人件費捻出のため若年者の給与カット)休み無し(←新卒採用控えで若者負担増のため)で働く
 2)若者がワンサと溢れる(←零細は旨みが少ないので年金生活で我慢するから)零細企業で薄給激務(←今まで通り)で働く




今の日本の採用はおかしい!けれどどうして良いかわからない!残念!