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鬼人事クマさんのブログ

御社の社畜を探します!採ります!育てます!

コミュニケーション能力あります!なんて堂々と言うな

さて、皆さんこんばんは!!

今回も新卒採用について、主に大学生に向けて書くです。今回の御題はこちら
http://college.nikkei.co.jp/career/preemployment/article.aspx?id=MMCCz5000025032010の2ページ目

●仕事をする上で必要となる総合力=コミュニケーション力

コミュニケーション能力というと、「話す」だけに目が行きがちですが、「聞く」「書く」「読む」を含めたものを指します。

さらに行動だけでなく、コミュニケーション能力を発揮するためには、自分の意見を持っていることが大切です。

自分の考えと相手の意見を照らし合わせて賛成なのか反対なのか、どこに問題点があるのかなどを表明しなければなりません。

このように、コミュニケーション力は上辺だけの能力ではなく、自分の考えを持っていることも重要だと理解してください。

どんなに話すのが上手でも内容のない話、相手の考えを理解していない話では役には立たないのです。

将来、仕事をする際には、社内外の人々と協力しながら進めます。そのためには、相手の話を正しく理解し、それに対して自分の考えを分かりやすく説明し、お互いの意見を調整しながら物事に取り組まなければなりません。

これができないと仕事は前には進まないでしょう。ですから、企業は他人とうまくコミュニケーションを取れる能力を持っているかどうかを重視するのです。

面接では回答から、その学生が質問の意図を理解し、自分の考えを述べているかを見極めています。

上記は全くそのとおり!で、「コミュニケーション能力」を選考のポイントに挙げてこない企業は一社もないと思われます。

今回は上記の正論に加えて、面接官が実際に見ているポイントをもう少し詳しく説明します。

コミュニケーション能力は「見る物」「聴く物」

コミュニケーション能力をどこで見ているか、を一言でいうと実は「見て」「聞いて」仕入れているんです。

ん??なんの事か分からない??

もう少し具体的に言うと、学生さんから貰う履歴書やES(エントリーシート)の字の丁寧さとか表現方法とかを「見て」、受け答えの内容とか表現方法とかを「聞いて」仕入れているんです。

つまり、学生さんが自分でアピールしてくるコミュニケーション能力なんてものは、こちらから情報を幾らでも仕入れられて、判断できるものなんです

面接というのは難しい作業ですがコミュニケーション能力だけは、履歴書と、面接という機会があれば、100%有る無しが分かります。っていうか判断できなければ落とします。

乱暴な字で“コミュニケーション能力あります”と書いている履歴書とか、口下手、もしくは饒舌に訳分からん説明をしながら“コミュニケーション能力あります”とアピールするとか、全く意味がありません。っていうか、逆効果です。

繰り返しますが、コミュニケーション能力はこちらで程度確認出来る物なので、下手に学生さんからアピールする必要はありませんし、アピールするとボロが出るリスクがあります。

コミュニケーション能力ありますという主張はうさんくさい

こういう強い自己主張をしてくる学生さんに共通する失敗があります。それは面接官のおじさんの心境への読みが足りないという事です。

実は彼らおじさん達は(役員もそうですが)、学生が面接をしている最中にするアピールを全て「“たかが”学生の身分での事だろ?」という思想で聞いています(←キャー!!失礼!!)。

考えてみてください。おじさんはその企業で実績を積んできた、言わば百戦錬磨の社会人です。

彼らも、中には学生でも立派な成績を上げている方が居る事は重々承知しています。

しかし、自分たちのフィールドで、自分たちより華々しい成績を挙げて来た学生を認めてしまったら、自身のアイデンティティに関わります。

なので社会人は、学生がよほどの大人物でもない限りその功績を認めません。

「企業が学校に負けた!!」なんて、社会人の脳内であってはならない事象なのです。

たとえ本当に企業より実績を挙げている大学があったとしても(実際にあると思います)、です。その彼らの気持ちは分かってください。

そういう“たかが”学生が“コミュニケーション力あります”なんて主張してきたらどうでしょうか。

それだけでもうそうとううさんくさく感じるよね?

だって、「コミュニケーション力不足」は学生のみならず、企業の社員にとっても必ず上位に来る改善項目なんですよ。

それを“たかが”学生がもう備わっているが如く主張してくるんです。おじさんにしてみれば、“学生は社会の事全然わかってないなぁ〜・・・”です。

だいたい、主張しなくてはコミュニケーション能力ある事を伝えられないのかという疑問も残ります。

変な話ですが、本当にコミュニケーション力がある人でしたらそんなの主張せずに相手にイメージさせる事が可能です。

コミュニケーション力ありますよ!と強く主張しなければならない状況は、逆に言えば、強く言わないと納得してもらえない程度の能力であることの証明です。

コミュニケーション能力とは

コミュニケーションとは

  • 自分のイメージを相手に伝え
  • 相手のイメージを自分がイメージする事

です。

その手段が「見たり」「書いたり」「話したり」「聞いたり」「触ったり」「嗅いだり」「舐めたり」などです。

つまりコミュニケーションとは、五感を使って相手の抱いているイメージを想起し、そして相手に自分の抱いているイメージを五感を使ってイメージさせる事です。

その作業を円滑に行えるものこそがコミュニケーション能力が長けている者とします。

そして、採用担当が図っているコミュニケーション能力とは以下の2点に絞られます。

  1. 履歴書や面接で、相手のイメージが鮮明に想起出来るか = 相手のイメージが私に伝わっているか
  2. 面接でする質問に的確に答えているか = 私のイメージが相手に伝わっているか

私はコミュニケーションとは五感を使って互いにイメージし合うことと言いました。

だから、口下手でどうしても・・・という方は、「話す」「聞く」だけのコミュニケーションではなく、「書く」「見る」のコミュニケーション、「嗅ぐ」のコミュニケーション(体から変な臭いがしていないか、香水が派手じゃないかなど)を徹底的に磨いてください。

だいたい、企業も「話す」「聞く」だけのコミュニケーションだけじゃなくて、プレゼンで「見せる」、メールを「書く」といったコミュニケーションも頻繁に使用してますからネ!!

以上、今回はすんなり書けました(笑)